大阪公演のレビューの続きです。
3日間でセットリストは少しずつ変更されました。
元々の予定もあったでしょうし、ひょっとしたらライブをやった上での改良もあったかもしれません。
9月5日
9月7日
9月8日
それぞれの曲の感想です。ちなみに今回はマラカスライトが非常に重要なアイテムとなっておりました。声を出せない分、音を鳴らせと。
それ以上に、7色の色を自分で選んで演奏中に振るっていうのがミソですね。
L'edの時のように強制的に色が指定されるわけではないので。
ドエルそれぞれの曲の色の印象は違うと思いますが、今回のライブではみんなの多数決でなんとなく色が決まっていくという感じでした。
スタンド席は全体を見渡せるので、なんとなくこの色が多いなってのはわかります。その色に合わせに入ります。
中には無視して独自の色で振ってた方もいました。それはそれでありです。
ちなみに無心で降ってるとボタンを間違って押してしまい、思わぬ色になってる場合も。
曲の後の色は、会場で多かったマラカスライトの色です。
1「get out from the shell」(青、少し赤など)
オープニングSEと連動した感じで曲が始まりました。SEは、水が凍ってその中から黒い人が手をついて氷を割る、といった感じでした。おそらくこのコロナの閉塞感からの脱却をイメージしたんでしょう。この曲自体もそのような点を表現しているので。
氷が割れたと共にLEDが透けて、中でスタンバイしていたメンバーが現れました。
昔に比べてhydeの歌い方が変わったのかなと感じました。少し低めで無理に声を出さない感じ。でもふかい。
2「Caress of Venus」(7色どれも。赤、オレンジが多い?)
ラルクのライブの2曲目といえば、でしょう。イントロのピアノ聴いたらもうすぐに踊り出したくなります。
2曲目後、hydeのMC。
「みんなの声は聞けなくて残念だけど、その分鳴らしてくれよ!」てな感じでした。
3「XXX」(紫)
30周年ということで「XXX」の文字が30を表しているのもあり採用。舞台上の立体照明が綺麗でした。
4「winter fall」(水色)
会場中が水色一色になると非常に綺麗でしたね。なんでしょうか、この曲は激しいわけではないんだけれど、サビの時にマラカスライトを振るのが一層力入りました。
5「flower」(オレンジ、黄色)
最初にhydeがハーモニカを吹いて、会場を煽ります。そこからのイントロ。オーラス前の間奏にも熱がありました。
6「metropolis」(赤)
この曲は赤というより紫かなと思っていましたが、舞台照明が赤色でしたので赤になってしまいました。
hydeが手拍子などを催促してました。マラカスライトで手拍子すると結構いい音します。
7「the Fourth Avenue Cafe」(黄色、オレンジ)
こちらもライブで人気のある曲ですね。2日目にmetropolisの代わりに演奏されてました。ため息に皆期待します。
8「DAY BREAK'S BELL」(青)
モニターに映るメンバーがモノクロで表示され、なんとなく戦争をイメージさせるような。ガンダムのオープニング曲ですし、歌詞もそんなニュアンスですしね。
9「REVELATION」(赤)
演奏前の「ドンドン、ハイッ」で観客を盛り上げます。yukihiroさん作曲のこの曲は、ほんと、ライブ定番曲になりましたね。
10「STAY AWAY」(緑、他色々)
REVELATIONの代わりに演奏。tetsuyaのベースソロから入ります。これも定番です。
11「NEO UNIVERSE」(水色)
近未来をイメージさせる曲です。全体的に透明感があります。使われてる照明(丸い円盤みたいなの。光の柱を作ります)は他のライブでも使われてるのを見て、定着してきた感があります。
12「CHASE」(緑、少し赤)
ここからハード&ダークな感じに。CHASEはラルクの中では割と最近の曲ですが、それでも10年前。ぶっ壊してやるぞプラス生み出す感のある演奏です。
13「DRINK IT DOWN」(青+赤)
CHASEの代わりに演奏。これもハードな曲ですね。Bメロの感じが好きです。こんな曲また作ってくれないかな。
14「花葬」(赤)
ステージ上に炎が灯りました。kenのアルペジオが印象的な曲です。ライブでしょっちゅう演奏されているので、メンバーも気に入っているのでしょうかね。
15「EVERLASTING」(青)
雨の演出です。この曲は2014国立で披露されて、その時は寒空ってのもあり冷たい印象だけでした。でも何度も聴いているうちにいい曲だなと印象が変わった曲です。tetsuyaもギターを弾いてます。hydeの言うように西洋の映画音楽のような心情のある曲です。
16「MY HEART DRAWS A DREAM」(水色、青)
kenの才能爆発の曲だと思います。EVERLASTINGからの続きで雨や雷の演出でした。冒頭のkenのギターソロからイントロへ。今回は声を出せない分ハミングで合唱です。
ここで、kenやtetsuyaなどのMCが入りました。
17「Driver's High」(赤)
tetsuyaの「ブルンブルン」から超定番曲へ。イントロのスパークが相変わらず苦手で耳を塞いでました。
hydeの「俺に任せろ!」が響きましたね。そもそもあなたが歌うパートですけどね。
18「HONEY」(黄色)
やはり黄色一色です。蜂蜜ですもん。
今回は円形センターステージ、四方に花道があるわけで、皆さんあちこちへ移動。
サビ前にメンバー間で向き合っての演奏がいいです。
19「READY STEADY GO」(緑)
曲前に煽られます。そこからのドッドっドッド、です。
1部終了のエンディング曲で、盛り上げに盛り上げて終了です。
yukihiroのドラムソロもありました。
2部開始と同時にSE。難波ROCKETSの外観映像が流れ、女の子がスマホライトを使用するシーンが。それと同時に観客もスマホライトを点灯します。
20「ミライ」(スマホライト)
30thラピバ直前にリリースされた曲です。タイトル通り未来を願った、希望を持った曲です。「今虹がかかり」のところで7色のレーザーが広がっていくところがすごく綺麗な印象でした。
新曲に入る前に、ウェーブをしてました。アリーナとスタンド席の時間差を修正しようと何度もやり直ししてました。今回はほんと楽しんでいました。
21「FOREVER」(水色、青)
新曲です。hydeがなかなか歌詞を覚えられないとこがクローズアップされてます。アニメの主題歌でもあり、キャッチーなメロディーです。
22「As if in a dream」(青、紫)
ここでグッと遡りDUNE時代の曲へ。サプライズ曲と言っていいのでは。モニターにもL'Arc-en-Cielの旧ロゴが映し出されました。
23「Dune」(青、紫)
hydeとtetsuyaがグルグル回るのが面白い。この辺りをyukihiroが演奏するのもまた感慨深いです。
24「Link」(黄色、色々)
終盤に大事な曲です。マラカスライトを叩いて手拍子です。
25「GOOD LUCK MY WAY」(水色、色々)
こちらも終盤の定番曲になりました。kenのソロからの流れが好きです。
26「虹」(虹色)
エンディングは虹です。30thだしそれがいいと思います。
なんと言うか、これも何度もライブで聴いてますが、その時々で思い出すことが変わるので、毎回印象も変わるんです。
L'Arc-en-Cielを代表する、って言うわけではなく、L'Arc-en-Cielを説明する上で、って言う曲ですかね。大事な、大事な曲です。
駆け足で少しずつ感想を書きました。
間にkenの定番下ネタMCもふんだんにありました。
yukihiroが喋った時は、声に出せない悲鳴がありました。
兎にも角にも、メンバーが仲良く楽しそうに演奏しているので、こちらもそりゃ楽しくなりますよね。
世の中がコロナで閉塞感のある状態で、なんとか打破していこうというロッカーとしても覚悟と意地も感じました。
ありがとうございました。